製品Q&A

次亜塩素酸ナトリウムについて

次亜塩素酸ナトリウム

ノロウイルスには次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸ソーダ)が有効です。
次亜塩素酸ナトリウムはノロウイルスの不活化に有効な薬剤として最も常用されています。

参考ホームページ:
国立医薬品食品衛生研究所ホームページ
国立医薬品食品衛生研究所報 第129号(2011) 37-54
ノロウイルスの不活化に関する研究の現状

製品案内もご覧ください。

エボラウイルス,インフルエンザウイルスには次亜塩素酸ナトリウム消毒用エタノールなどが有効です。

当社製品6%、12%アサヒラック(次亜塩素酸ソーダ)について 日本水道協会規格(JWWA規格)の分析を行いました。

Q

次亜塩素酸ナトリウムの特徴は何ですか?

A

他の除菌剤よりもランニングコストが安く押さえられます。
幅広く一般的に使用できます。
また、しみ抜き・漂白にも使用されます。


Q

どのような細菌に効果がありますか?

A

次亜塩素酸ナトリウムで有効な細菌はチフス菌・大腸菌・ブドウ球菌・サルモネラ菌などです。
(例)12%の原液を約600倍希釈した液に5分間浸積します。


Q

インフルエンザウイルスには効果はありますか?

A

次亜塩素酸ナトリウムは有効です。
ウイルスの構成タンパクを酸化して不活性化します。


Q

主な用途を教えてください。

A

除菌剤として飲料水,果実・野菜の除菌。乳製品製造を初め各種食品の製造加工において装置,器具の除菌。プ-ル水,浴場水,下水,器具など水の除菌。


Q

次亜塩素酸ナトリウムには洗浄効果はありますか?

A

洗浄効果はありません。
まな板、生野菜、果実等は、十分に洗浄した後、消毒してください。


Q

どのようにして使いますか?

A

希釈して使用します。
なお、使用目的により、希釈濃度は異なります。
(原液が12%濃度の場合)

用 途 有効塩素濃度 希釈倍率(希釈例)
水(飲料水、プール、排水)の除菌 約0.8ppm 約140,000倍
(約7ml/1m3水)
食器類の除菌 約100ppm 約1,200倍
(約15ml/20L水)
生野菜・果実類の除菌 約100ppm 約1,200倍
(約15ml/20L水)
浴室、浴槽、便器等の
除菌
約600ppm 約200倍
(約90ml/20L水)
しみ抜き・漂白
(酒、果汁、インキ等)
600~2,000ppm 60~200倍
(90~300ml/20L水)


Q

お湯、温泉に使えますか?

A

熱水(60℃以上)では分解しますので、使用はお控えください。


Q

どういう水が希釈に適していますか?また、適当でない水で希釈すると、どうなりますか?

A

希釈には不純物を含まない水を用います。(水道水で充分です。)不純物を多く含む水で希釈すると次亜塩素酸ナトリウムが分解し、効果が減弱します。不純物とは金属類、有機物等の酸化されやすい物質です。


Q

pHによって除菌の効果は変わりますか?

A

処理液中のHOCl(次亜塩素酸)の存在が除菌の効果を左右します。
pH(水素イオン指数)が高くなるとOCl-(次亜塩素酸イオン)に対しHOClが減少するので除菌の効果が低下します。逆にpHが低くなるとHOClが 増え、除菌の効果は上がりますが、次亜塩素酸ナトリウムの分解が促進され塩素ガスが発生する危険性がありますので、酸を加える場合は注意が必要です。(グラフ参照)

pHによる除菌の効果

※温度とpH値の変化に対応する水中の次亜塩素酸,次亜塩素酸イオンの分布(Morris J.C.による)



Q

以前に購入したものは使えますか?使用期限はありますか?

A

次亜塩素酸ナトリウムは温度・直射日光により経時変化を起こすため、ご使用の際は濃度低下を考慮した希釈倍率でご使用ください。
例:通常在庫の場合(温度19~29℃)半年で12%から5%に低下しその後3.5%まで下がります。 (グラフ参照)

有効塩素濃度の経時変化



Q

次亜塩素酸ナトリウムを主成分とした台所用除菌漂白剤には、何時間漬け置きしても再汚染の心配はありませんか?

A

ご使用には問題ありません。ただ、食品の漬け置きは臭い移りや品質の低下を招きますので長時間は避けるべきです。
スプーン等のアルミや銅製品は腐食させるので、ご使用はお控え下さい。


Q

食器に使用する場合は、何時間程効果が持続しますか?

A

浸漬液や食器の量などによって、持続時間が変わりますので、使用後の浸漬液の残留塩素を測定し、本薬品の使用量を決め、液は毎回更新することをお勧めします。


Q

取り扱う際、注意すべきことはありますか?

A

使用の際は、絶対に酸と混合しないようにしてください。
混合すると有毒の塩素ガスを発生します。
また、腐食性物質の為接触する材質には充分ご注意下さい。金属類、天然繊維類はほとんど腐食されます。ガラス、陶磁器、チタン、硬質ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン、フッ素樹脂は可能です。


Q

皮膚に付着した場合はどうしたらいいでしょうか?

A

直ちに汚染された衣類や靴等を脱がせ、大量の水で10分以上洗い流してください。


Q

目に入った場合はどうしたらいいでしょうか?

A

直ちに大量な水で15分間以上洗い流してください。
なお、医師の手当を受けてください。


Q

誤って飲み込んだ時はどうしたらいいでしょうか?

A

希釈した液を飲み込んだ時は、牛乳を飲ませてください。
原液を飲み込んだ時は、直ちに医師の手当を受けてください。


Q

燃焼・爆発の危険性はありますか?

A

次亜塩素酸ナトリウムの原液・希釈液は燃焼・爆発の危険性はありません。


Q

中和の方法はどのようにしますか?

A

中和には、チオ硫酸ナトリウム(別名:ハイポ)を使用します。
中和例(原液12%の場合)
1.次亜塩素ナトリウムを濃度1%以下に希釈します。 *高濃度で中和を行うと発熱とガス発生が生じますので、必ず希釈して下さい。
2.希釈した次亜塩素酸ナトリウム1Lに対して、チオ硫酸ナトリウム(固体)25gを添加します。
3.チオ硫酸ナトリウムが完全に溶解するまで撹拌します。
4. 排水前にpHをご確認の上、排水して下さい。


Q

PRTR法には該当しますか?

A

該当しません。


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