社長挨拶

お客様の信頼を得るために全力を尽くします。

代表取締役社長 髙杉 義明

代表取締役社長
髙杉 義明

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

我が国においては、高齢化、男女雇用機会均等、電子化などの影響で社会生活が大きく変化し、質的に激変していると思います。従来と同じ考え方で企業経営を行うことに大きなリスクがありまして、進むも大変、後退するにも後が無いという状況かと存じます。従来からのビジネスは年々売上が減少する一方ですので、少しでも新しいビジネスを開発していく必要があるでしょう。こういう時期にこそ、人間の英知を結集して、生き残り戦略を策定し、実行に移すべきだと思います。

当社は、長年にわたり品質を重視した「ものづくり」を行って参りましたが、お客様の要求は、近年ますます多様化しています。当社製品の品質が規格を満たすことはもちろんのこと、それが作られる作業環境に安全や衛生上の問題がないか、設備の保全や試験機器の校正が的確になされているか、識別や状態表示にぬかりがないか、コンピューターシステムが正しく機能することが証明されているか、その他様々なチェックを経た上で初めて注文をいただけるというような事例も出てきました。当社としましては、お客様の要望やニーズを傾聴し、自身の改善・改革につなげていく姿勢で臨む方針です。対応にはハード・システムの整備・修正はもちろんのこと、社員の意識を変えていくことも必要だと覚悟しております。

今後の重点活動として、
(1)お客様のご要望やご指摘に対する、全社あげての組織的対応
(2)内部監査業務の遂行と信頼性の向上
(3)安全衛生活動・防災訓練の更なるレベルアップ
(4)親身・的確・スピーディな営業とサービス
(5)品質保証業務の全社的展開
(6)ホームページや会社案内の英語版拡充
などを推進します。

当社は、皆様のお役に立ち、社会に存在する価値のある企業であるために、これからも挑戦を続けて参ります。引き続きご支援、ご指導賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

高杉製薬株式会社
代表取締役社長 髙杉義明

行を行ずる(ぎょうをぎょうずる)

行を行ずる

私の座右の銘は、『行を行ずる』です。これは般若心経を直訳すると出てくる言葉です。私が尊敬申し上げる、山本空外上人(やまもとくうがい、1902-2001)はサンスクリット語の般若心経を和訳され、「聖なる観自在菩薩は、深妙なる般若波羅蜜多の行を行じられたるとき、照見せられたり。五蘊あり、而してこれらのものは本来空なりと見なせり」として、この世のことは『行を行じて』初めて分かることを明らかにされました。また、法然上人(1133-1212)が唐の善導大師(613-681)の『観経疏』に記された、「一心に専ら弥陀の名号を念じて、行住坐臥に、時節の久近を問わず、念々に捨てざる者、これを正定の業と名づく、彼の仏の願に順ずるが故に」の一句に出会われ、専修念仏の道を徹底されたことも、相通ずる考え方だと思います。

何事もただ時々行うだけでは深まりが無いわけです。『行を行ずる』というのは、一日中ぶっ通しで、つまり一息ごとに『行を行じて』いくこと、また、その『行を行ずる』ことを一生にわたってやり抜いていくこと、即ち生活そのものが『行を行ずる』ことになっていることです。ここに無限の価値が宿っていると考えます。三昧という言葉がありますが、一つのことに心が専注された状態のことを言います。何事もそういう状態にならなければ、「物にならない」と言われます。

当社の仕事も同じことだと思います。当社にとっての『行を行ずる』とは、社員一人一人が、自分でなければできない、それだけ価値のある仕事を、毎日かつ長期間にわたって、徹底的にやり抜いていくことです。自分で考え、自分で正しいと思うことを、信念を持って実行し、決して現状に甘んじることなく、挑戦を続けるということです。

正しい仕事を『行』としてとらえ、どこまでも『行を行じて』いくのが、当社の基本スタンスです。私は、当社が将来にわたって、正しい道を『行を行じ』続けていくことを心から願っております。

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